もうすぐ2023年が終わってしまう！
１年って、あっという間なのですね。
そんなあわただしさを感じる12月、
アラダスのメンバーは、ある研修を受けました。
それは…
「アスリート式メンタル研修」。
既に研修の名称から、アクティブな雰囲気が漂っています。
この研修を企画したのは、一般社団法人日本スポーツサポート機構の長野憲次さん。
元プロボクサーという経歴の持ち主です。
「トップで活躍し続けるアスリートは試合でパフォーマンスを発揮するために、メンタルトレーニングを行います。このメンタルの管理方法に着目し、ストレスの多い働く人に向けて考案した研修が『アスリート式メンタル研修』。メンタルをケアするのではなく、うまく管理していこうという考え方に基づいています」と長野さん。
なるほど。
会社員、フリーランスに関わらず、働いていれば誰でもストレスはあります。仕事や人間関係など、ちょっとしたことがきっかけでストレスが溜まり、気がつけば、心のバランスを崩してしまうことも…。
でも、ストレスで体調を崩してしまった後のケアではなく、崩さないようにすることができれば、快適に過ごす時間も増え、不調に陥ることも少なくなりますよね。
うまくストレスを管理し、心の持ち方を知る。
そして、日々を楽しく生きる。
言わば、これは攻めのメンタルトレーニングなのです。
プログラムは３部構成。
第１部は座学。スポーツ心理学をベースに目標設定やモチベーション管理などを講義形式で学びます。おもしろいのはトップアスリートの心理面を測定するために作成された検査。心理面についての項目が40種類並び、いつもの自分にあてはまるものをチェック。日常生活で不安に思っていることを文章で書く欄もあります。
心理的スキル、自己理解、競技専心性のバランスを客観的に把握します。
第２部は体験型。
これがもう、かなり楽しいのです。社員同士でペアを組み、ボクシングのミット打ち。
気分は既にボクサーですよ。単にストレス解消ではなく、ペアを組むことでパンチを打つ人と受ける人の間にコミュニケーションが生まれます。
さらに、ひとつのフラフープを数人が指一本で床に降ろしていくワークや、数人で輪になり、手をつなぎ、絡ませ、輪にもどる「人間知恵の輪」などを体験。
ワークの過程では、仲間の様子をうかがったり、声を掛け合ったり、リーダーシップを取る人が出てきたり。笑ったり、少し汗を流したりすることを通して、たくさんの気づきがあります。たとえば、
「自分だけで解決しようとせず、ときには他者に頼る」
「ひとりで達成できないことはたくさんある」など。
これらの小さな気づきが重なることで、自分のメンタルと向き合う大切さを知ります。
そして、少しずつ強い自分になっていく。そんな前向きな気持ちになれる体験です。
第３部はこれらのワークの振り返り。どのような気づきがあったのか、どのように仕事に活かしていきたいかを話合い、終了！
このプログラムの特徴は元アスリートの方が講師を務めていること。今回は女子ボクシング界の王者、多田悦子さん。WBA王座は９度防衛で、歴代女子2位という、すごい記録をお持ちの多田さんに指導してもらいました。
研修はアラダス大阪オフィスで行われました。
さすが、もとプロボクサーの多田さん。ミット打ちも華麗にきまる！
かっこいい〜！
最初はとまどいながら身体を動かしていたアラダスのみんなも徐々に表情がほころび、笑顔に。
ときどき、楽しい多田さんのコメントが入り、約２時間のプログラムは終了しました。
「身体と心は一体。それを自分で感じて納得して欲しいと思い、このプログラムを社員研修に取り入れました。社員には健康で働いて欲しいし、チームワークの大切さも改めて知って欲しいと思っています」と代表の荒川。
「アラダスはＷeb制作の会社ですので、PCに向き合う時間が長く、つい内向きになることも。この研修をきっかけに、身体を動かす楽しさを知って欲しいなあ」とも。
実は、この言葉は荒川が言うから説得力があるのです。
ブログでも何度か紹介していますが、荒川は週に数回、定期的なトレーニングを欠かさない経営者です。
これは広報の私は、本当にすごいと思っていて、まさに身体と心は一体だなあと尊敬しています。まあ、尊敬しているだけではなくて、あなたも身体を動かす習慣をつくりなさいって、ことですが…（汗）。
…ということで、寒さも吹き飛ぶ「アスリート式メンタル研修」のレポートでした。
この様子は、日刊スポーツweb版でも紹介していただきました。
■女子ボクシング元世界王者・多田悦子氏らがメンタル研修会「企業で働く人に生かしてもらえる」
チームワークと最強メンタルで、アラダスは2023年を駆け抜けるぞ〜！
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
