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2024.3.6

仕事の効率を上げる時間管理術「ポモドーロ・テクニック」って?

ここ最近は少しずつ春の足音が聞こえてきそうな日も増えましたね。
みなさま、お元気ですか。

今回のテーマは時間管理術です。
24時間をどのように使うのかによって人生の充実度が変わってくる!…という言葉は既に何度も聞いています(笑)。
では、具体的にどのようにすればいいの…ということで、
ちょっとおもしろそうな言葉を見つけたので、紹介します。
それは、ポモドーロ・テクニック
誰にでもありますよね。結構、長時間、パソコンに向かっているものの、あまりはかどっていないという経験。
ポモドーロ・テクニックは集中と休憩を繰り返すことで、集中力を高め、生産性を上げていこうという方法です。イタリアの起業家、フランチェスコ・シリロ氏が学生のときに発案したそうです。

では、ポモドーロ・テクニックの方法をお教えしますね。
まず、処理をしたい仕事を書き出します。
次にタイマーを25分間でセット。これで準備は完了です。
ここから仕事をスタート。集中して取り組みます。
タイマーが鳴ったら、5分間の休憩を取ります。
これを1セットとし、4回繰り返します。
4回を終えた後は、20、30分くらいの長めの休憩を取ります。

…というシンプルなものです。細かく仕事を分け、途中で休憩をはさむことで疲れが軽減され、集中力も持続するという考え方ですね。シリロ氏が実践することで決定したのが25分という時間。「仕事中にこまめに休憩を取る」ということは今まで聞いたことがありますが、時間を決めて継続して取り組むのがポイントのようです。
ちなみに、ポモドーロはイタリア語でトマト。シリロ氏が使っていたタイマーがトマト型だったことで、この名称をつけたそうです。
この時間管理術を続けていくうちに、自分がどれくらいの量のタスクをどれくらいの早さで仕上げることができるのか、把握することができます。その結果、一日の作業量を見積もることができ、効率アップにつながるということですね。

そういえば、アラダスのみんなは仕事中の時間管理はどのようにしているのだろう…。
興味がわいてきたので、早速、デザイナーの曽根に聞いてみました!

―時間管理って、具体的にどのようにやっているの?

「時間管理はすべてデジタルで行なっています。使っているツールはMacに設定されている付箋のような使い方ができる標準アプリ「スティッキーズ」とフリースペースで書き込める「メモ」の2種類です。まず、「メモ」に担当しているタスクをひとまず全部書き出します。納期や大切な情報なども書き、案件を俯瞰で捉えるイメージですね。次はスティッキーズ。これは覚えておきたいことやキーワードになりそうなことをとりあえず書き残すもの。打ち合わせで聞いたキーワードなどもここに書きます。スティッキーズはもうひとつあり、to do listとして使うものには、完了した作業や新しく着手する内容を書きます。制作物の納期などもここに。

―なるほど~。

「キーワードなどを書くスティッキーズは、きれいにまとめようとしないで、口語調で書いています。自分の思っていることをとにかく自由に書くことで、思考をまとめていく感じですね。社内のメンバーとタスクを共有するときは、他のメンバーが見やすいように、ちゃんと整理した文章で書きますが、個人のタスクはフォーマットがない方が自由で書きやすくて、私は好き。作業中にタスクを意識し、確認や修正をしやすくするために、メモ類は制作物とは別のサブモニターで管理し、デスクトップ上に貼る場所も固定しています」

―いろいろ工夫している!

「タスクの進捗状況によって優先順位も変わりますが、順位の変更もスティッキーズであれば、すぐにできます。私は書いたり、話したり、はき出すことで整理をするタイプなんですよね~。いまの目標は苦手なことに費やす時間を短くし、考える時間を多くしたい。気になることは集中して整理し、スタートからゴールまでの道筋を明確にしたいですね」

曽根の話を聞き、すこし背筋が伸びたような気持ちになった私。
自分の性格に合った方法を考えることが、長続きの秘訣のような気がしました。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


こまめに休憩を入れながら作業をすることで集中力を高めるポモドーロ・テクニック。今度やってみよう!


時間管理の方法は人それぞれ。広報の私はアナログ派。to do listのフォーマットに手書きでタスクを並べ、消しこんでいく昔ながらの方法です(笑)。曽根の時間管理術に触発されたので、今度はデジタルでタスク管理をしてみようかな~。

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